小池都知事、ソーラーパネル義務化で「東京の戸建て」100万円値上げという報道によりソーラーパネルへの関心が高まっています。
東京都で家を立てる際にソーラーパネル代に約100万円かかり、更にメンテナンス費用や故障のリスクがあります。
ソーラーパネルの寿命や壊れた時の保証や費用を調べました。
目次
東京都の戸建てでソーラーパネル義務化が話題に!
小池都知事、ソーラーパネル義務化で「東京の戸建て」100万円値上げという報道によりソーラーパネルへの関心が高まり話題となっています。
東京都は全国で初めて2025年4月より新築の戸建てに対して、太陽光パネルの設置を義務化しました。
ソーラーパネルは災害時の漏電や感電、火災リスクなどもありX(旧ツイッター)では騒がれていますね。
X(旧ツイッター)ではソーラーパネルの寿命や費用についても話題となっています、ソーラーパネルを設置した場合、寿命や費用は気になるところですよね。
ソーラーパネルの寿命は10年!?
ソーラーパネルの寿命は10年程度とよく言われます。
しかしそれはソーラーパネルを一括りにした時の話で、実際は下記の通りになります。
パワーコンディショナーの寿命が約10年から15年
パワーコンディショナーとはパワコンと呼ばれ、太陽光発電システムの機器の1つになります。
超簡単に言うと、太陽光で発電した直流電圧を家庭用の交流電圧に変換しているもので、人間でいうと通訳的な感じです。
このパワコンの寿命が約10年から15年程度と言われています。
しかしあくまで目安なので必ずこの期間に故障するわけではありません。
ソーラーパネル自体の寿命は約20~30年
パネル自体の寿命は約20年~30年と言われています。
しかしパワコン同様必ず20~30年で壊れるわけではありません!
パネルの架台の故障
僕の親戚が大工をしているのですが『パネルは壊れなくてもパネルの架台が錆びるんだよなー』と言っておりました。
親戚の大工が言うには、架台は10年程度で錆びるのでソーラーパネルの定期的なメンテナンスは必要だそうです。
メンテナンス頻度と費用
メンテナンスの頻度は戸建住宅は4年に1回です。
費用はパネルの規模によって異なりますが、一般的な価格で言えば基本料金1万円前後でパネル1枚あたり500~1000円なので合計で2万円前後が相場です。
壊れた時の保証はあるのか?
システム保証
通常通りに使用していたのに故障した場合の保証です。
この時は製造時に問題があったのではないかということで、外的要因などがなければほとんどの場合保証されます。
パネルやパワコンなどの周辺機器が対象となりメーカーにより違いはありますが、最低10年で一般的には10年から15年です。
期間内に保証で修理ができれば料金はかかりませんね!
出力保証
この名の通りメーカーがソーラーパネルの出力を一定期間保証します。
メーカーごとに計算式が異なり期間は20年から25年が一般的です。
上記のシステム保証の表を御覧ください。
壊れた時の修理費用
パワコンの故障時の費用
一般的には5~40万円が相場です。
なぜこんなにも開きがあるのかというと、パワコンの中の部品交換で済むのか、パワコン自体の交換が必要になるのかで金額が大きく変わるためです。
高いのは当然パワコン自体の交換ですね。
また、メーカーによっても値段が違いますので40万円を想定しておけば間違いないでしょう。
パネル自体の故障時の費用
パネル1枚修理は7万円~というのが相場のようです。
パワコン同様メーカーでも金額が異なります。
パワコンよりは故障のリスクは低いようです。
まとめ
ソーラーパネルの寿命は10年と言われておりますが、実際はパワコンの寿命が10年から15年ということですね。
また10~15年で必ず壊れるものでもなく、もう少し使用できるパターンもあるようです。
システム保証というものもあり、10年から15年の保証もついているためこの期間は安心してソーラーパネルを使用できますね。
しかし保証期間が過ぎると故障のリスクが高まり、最大で40万円ほどの修理代がかかるとなると不安な部分もあります。
しっかりとメンテナンスを行っていれば、莫大な修理代がかかる前に軽症で済むこともあると思うのでメンテナンスは怠らないほうが良いですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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