13日ドクターイエローの引退が発表されました。
鉄道ファンからは人気が根強い車両。
ドクターイエローの名前の由来は何なのか、見ると幸運と言われる理由を調べました。
また、後継は?との声も多いため合わせて調査しました。
目次
ドクターイエローが老朽化を理由に引退発表!
13日JR東海、JR西日本は東海道・山陽新幹線の点検車両であるドクターイエローを老朽化が理由として運行を終了すると発表を行いました。
JR東海は2025年1月、JR西日本は2027年以降をめどに運行を終了する予定だそうです。
正式名称は『電気軌道総合試験車』通称ドクターイエローと言われますが、なぜドクターイエローと言われるのでしょうか?
ドクターイエローの名前の由来
新幹線のお医者さん
ドクターイエローは軌道や架線の状態に異常がないかどうかを高速走行しながら調べながら走行しています。
約270キロのスピードで点検が出来、お客さんを乗せた新幹線と同じスピードで走行出来るのでより正確に線路や電気設備の点検を行えます。
ドクターイエローは東海道新幹線と山陽新幹線の区間(東京~博多)の点検を行っており現在走行している車両は3代目で2001年から活躍しています。
2024年現在で23年走行しているので老朽化は避けられませんね。
夜でも目立つようにイエローに
道路工事の標識などは夜でも目立ちやすくするために黄色が使用されます。
そのため保守作業者も黄色だったそうなのですが、それをドクターイエローもそれを引き継ぎ黄色になったそうです。
また、駅に停車したときに間違ってお客さんが乗ってしまわないようにという意味もあるようですね。
新幹線のお医者さん+黄色=ドクターイエロー
新幹線のお医者さん+黄色=ドクターイエロー
非常にわかりやすいですね。
また、覚えやすく親しみやすい名前なところが根強いファンがいる理由の1つかもしれません。
見ると幸運になれると言われる理由
走行時刻が公表されない
走行時刻が公開されないため見ると幸運になれると言われ、子供から大人まで人気があります。
東京~博多間を10日に1回程度のペースで走行しているので見ること自体がレアなので、みると幸運になれると言われているのでしょう。
また、ドクターイエローを見てから実際に幸運が訪れたという人も少なくないようです。
引退を聞いた世間の声
悲しいという声が圧倒的に多かったです。
やはり鉄道ファンからしてみれば衝撃的な発表だったんですね。
後継車両はない
N700Sに検査機器取り付けが濃厚か
のぞみなどで運行されているN700Sに検査機器を取り付けて検査を行う方向で進められているそうです。
詳細は公開されていませんが現時点ではこちらの情報が濃厚です。
そのため1964年から3代で活躍したドクターイエローは引退以降は見られなくなる可能性が非常に高いですね。
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